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非可逆 vs 可逆圧縮:どちらを選ぶべき?

By Artur·2026年3月12日·更新 2026年3月13日·1分で読めます

Table of Contents

  1. 01非可逆圧縮とは何か?
  2. 02可逆圧縮とは何か?
  3. 03非可逆圧縮で画質はどれくらい落ちるのか?
  4. 04非可逆圧縮はいつ使うべき?
  5. 05可逆圧縮はいつ使うべき?
  6. 06WebPやAVIFなどのモダンフォーマットはどうなのか?
  7. 07よくある間違いとは?
  8. 08結局どちらを選ぶべき?

画像を圧縮するとき、「非可逆(ロッシー)」と「可逆(ロスレス)」という言葉を見たことがあるだろう。でも、実際どう違うのか?どちらを選べばいいのか?

答えは用途による。ブログに載せる旅行写真と、会社のロゴでは扱い方がまったく違う。非可逆と可逆の圧縮がどう機能するのか、そしていつ使い分けるべきかを解説する。

非可逆圧縮とは何か?

非可逆圧縮は、画像データの一部を永久に削除してファイルを小さくする方法だ。一度保存したら、そのデータは戻ってこない。元に戻すボタンはない。

本を要約するようなものだと考えよう。重要なポイントは残して、余分な部分をカットする。物語の意味は伝わるが、いくつかの細かい描写は失われる。

JPEGは最も一般的な非可逆フォーマットだ。1990年代から使われていて、今でもウェブ上のほとんどの写真を支えている。WebPやAVIFもデフォルトでは非可逆だが、より新しいアルゴリズムでさらに小さく圧縮できる。

結果は驚くほど良い。5MBの旅行写真が品質80%で約800KBになる。3MBの商品写真が500KBに縮む。どちらの場合も、200%以上にズームしないと圧縮版と原画の違いはほとんどわからない。

どうやってこれを実現するのか?非可逆アルゴリズムは似た色のピクセルをグループ化し、わずかな色の差を統合する。グラデーションを簡略化し、複雑な部分の細かいディテールを省く。人間の目は色よりも明るさに敏感なので、アルゴリズムはまず色データから処理する。

非可逆圧縮の効果を確認したい?自分の画像で試して、品質スライダーで比較してみよう。

可逆圧縮とは何か?

可逆圧縮は、何も削除せずにファイルを小さくする。すべてのピクセルがそのまま残る。同じ画像を100回圧縮・展開しても、まったく同じ結果が得られる。

フォルダをZIPにするようなものだ。解凍すれば中身はそのまま。アルゴリズムが同じ情報をもっとコンパクトに保存する方法を見つけただけだ。

PNGは最も人気のある可逆フォーマットだ。WebPやAVIFもロスレスモードで動作でき、PNGより小さいファイルで完璧な品質を維持する。

トレードオフはファイルサイズだ。可逆圧縮は通常20〜40%しか縮まない。5MBのPNGスクリーンショットが3.5MBになる程度だ。非可逆なら同じような写真を800KBまで小さくできる。ページに何十枚もの画像を読み込むとき、この差は大きい。

圧縮効果はコンテンツによっても変わる。フラットな色とテキストのスクリーンショットは可逆で美しく圧縮される。何百万もの微妙な色の変化がある風景写真は、アルゴリズムの余地が少ないので節約幅も小さくなる。

非可逆圧縮で画質はどれくらい落ちるのか?

品質80〜90%では、通常の表示サイズで違いは見えない。4000×3000の写真を80%に圧縮しても、画面上では原画と同じに見える。200%以上にズームしてピクセル単位で比較しなければ、何も気づかないだろう。

60〜70%でも、ウェブ用途には十分使える。ブログのヘッダー、SNSカード、メールバナーはこのレベルで問題ない。髪や布地などの細かいテクスチャをよく見ると、わずかなぼかしに気づくかもしれない。

40〜50%以下になると、はっきり劣化が見える。滑らかな部分にブロック状のノイズが現れる。肌の色がまだらになる。空にバンディング(縞模様)が出る。文字の輪郭がぼやける。ここまで下げるのはやりすぎだ。

もう一つの注意点は、同じファイルを何度も圧縮すること。圧縮するたびにデータが失われる。3〜4回繰り返すと、目に見えるアーティファクトが現れる。これを「世代劣化」という。コピーのコピーを取るようなものだ。

対策はシンプル。常にオリジナルを保存しておくこと。小さいバージョンが必要なときは、毎回新しいコピーを作って圧縮する。すでに非可逆圧縮されたファイルを再圧縮してはいけない。

画質を守る方法について詳しくは、画像圧縮の完全ガイドを参考にしよう。

非可逆圧縮はいつ使うべき?

非可逆圧縮は、ほとんどの日常的な用途に適している:

  • ウェブサイトの画像。 スピードはピクセル単位の完璧さより重要だ。圧縮した画像は読み込みが速く、Core Web Vitalsのスコアも良くなる。Googleはページ速度をランキング要因にしているので、小さい画像はSEOに直接貢献する。
  • SNS投稿。 Instagram、Facebook、Twitterはすべて独自のアルゴリズムで再圧縮する。丁寧にロスレスで保存したPNGも、結局JPEGに変換される。最初から非可逆で保存してアップロード時間を節約しよう。
  • メール添付。 ほとんどのプロバイダーは10〜25MBの制限がある。非可逆圧縮でメールサイズの制限内に収めつつ、見た目はきれいに保てる。
  • ブログ記事。 80%品質のヘッダー画像は半分の時間で読み込まれる。記事をスクロールしている読者が圧縮アーティファクトをチェックすることはない。
  • 商品写真。 80%品質のJPEGは、買い物客が必要とするすべてのディテールを見せられる。大手ECサイトは数百万点の商品画像を60〜70%で圧縮しているが、クレームは出ていない。
  • プレゼン資料。 プロジェクターの画面に十分近づいてアーティファクトを見つける人はいない。ファイルが小さければメールでの共有も楽になる。

可逆圧縮はいつ使うべき?

可逆圧縮は、ファイルサイズよりも精度が重要なときに使う:

  • ロゴとアイコン。 シャープなエッジとフラットな色は、非可逆のアーティファクトがすぐに目立つ。ロゴの周りがわずかにぼやけるだけで不自然に見える。PNGならすべてのエッジがクリーンに保たれる。
  • テキストを含むスクリーンショット。 小さい文字は非可逆のぼかしで読めなくなる。画像の中の文字を読む必要があるなら、可逆を使おう。
  • 印刷用ファイル。 72DPIの画面では問題なく見えても、300DPIの紙ではアーティファクトが目立つことがある。印刷用の元ファイルは可逆で保存しよう。
  • マスターアーカイブ。 オリジナルは可逆フォーマットで保存する。非可逆コピーはいつでも後から作れる。しかし、非可逆ファイルから品質を取り戻すことはできない。
  • 医療・科学画像。 圧縮アーティファクトのあるレントゲン写真は骨折を見逃す可能性がある。ピクセルが統合された衛星画像は地形を誤って表現する可能性がある。正確さに妥協は許されない。
  • デジタルアート。 アーティストはすべてのピクセルをコントロールする必要がある。非可逆圧縮はブラシストロークを曖昧にし、区別すべき色を混ぜてしまう可能性がある。

WebPやAVIFなどのモダンフォーマットはどうなのか?

古いフォーマットはどちらか一方しか選べない。JPEGは非可逆のみ。PNGは可逆のみ。WebPやAVIFのようなモダンフォーマットは、1つのフォーマットで両方のモードに対応している。

数字で見てみよう:

  • WebP非可逆はJPEGより同品質で25〜35%小さい。200KBのJPEGが140KBのWebPになる。
  • WebPロスレスはPNGより約25%小さい。1MBのPNGが750KBに縮む。
  • AVIF非可逆はさらに上をいく。200KBのJPEGが100〜120KBになることもある。

AVIFの注意点:エンコードが遅く、ブラウザサポートはまだ完全ではない。ただし、主要ブラウザはすべて対応済みだ。

多くのサイトはモダンブラウザにはWebPを配信し、古いブラウザにはJPEGにフォールバックしている。どちらの世界のメリットも得られて、何も壊れない。

よくある間違いとは?

避けるべき落とし穴をいくつか紹介する:

非可逆ファイルの再圧縮。 ウェブサイトからJPEGをダウンロードして編集し、80%のJPEGとして再保存する。そしてまた同じことを繰り返す。保存するたびに画像は劣化する。常にオリジナルのソースファイルから作業しよう。

すべてに可逆を使う。 ホームページに2MBのPNG写真を掲載して、300KBのJPEGでも同じに見えるのに、訪問者の帯域を無駄にしているだけだ。コンテンツに合ったフォーマットを選ぼう。

スクリーンショットに非可逆を使う。 スプレッドシートのスクリーンショットをJPEGで圧縮すると、くっきりしたテキストがぼやけた塊になる。テキストを含むものにはPNGまたはロスレスWebPを使おう。

透過背景を無視する。 JPEGは透過をまったくサポートしない。透過背景が必要なら、PNG、WebP、またはロスレスモードのAVIFが必要だ。

容量を節約するために品質を下げすぎる。 80%から40%に下げても追加で50KB程度しか節約できないが、画像の見た目は明らかに悪くなる。写真のスイートスポットは75〜85%だ。それ以下は効果が急速に薄れる。

おすすめの画像圧縮ツールなら、保存前にプレビューで結果を確認できる。それぞれの画像に最適なバランスを見つけよう。

結局どちらを選ぶべき?

非可逆 vs 可逆圧縮のシンプルなルールはこれだ:

  • 写真や複雑な画像 → 非可逆(品質75〜85%)。 ファイルサイズの削減は大きく、品質の違いは目に見えない。
  • グラフィック、ロゴ、テキスト → 可逆。 シャープなエッジにはすべてのピクセルが必要だ。大きいファイルサイズは許容できる。
  • 迷ったら → 非可逆80%で試す。 きれいに見えたら完了。テキストやエッジの周りにぼかしが見えたら、可逆に切り替える。

同じプロジェクト内で両方を組み合わせることもできる。ヒーロー写真や商品画像には非可逆を使い、ロゴ、アイコン、テキストオーバーレイには可逆を使う。すべてに同じ方法を使わなければならないルールはない。

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